アイラインアートメイクとは目元をはっきりと見える、すっぴんでもメイクをしたような印象を与えられる施術として注目されています。
しかしなかには、向いていない人や思わぬトラブルが発生したと悩む方も少なくありません。
そこで今回はアイラインアートメイクについてのメリット・デメリット、施術費用の相場などについてご紹介します。
アイラインアートメイクとは
アイラインアートメイクは、アイラインメイクのようにまつ毛の生え際や目尻に色素を入れる施術です。
目元のメイクが落ちやすい人や、アイラインが引きづらい人、すっぴんでも自信を持ちたい人に特におすすめされます。
最近では、男性アイドルの影響やオンライン会議の普及により、メンズメイクに関心を持つ男性も増え、男性向けのアートメイクの需要が高まっています。
この施術により、目力が増し、より印象的な目元を演出することができます。
アイラインアートメイクの施術ができる部位とは
アイラインアートメイクは、クリニックやサロンによって施術できる部位が異なりますが、一般的にはまぶたのキワ、まつ毛の生え際、目尻のテールなどが対象です。
施術により、メイクをしていなくても常にアイラインが引かれているような印象的な目元を維持することが可能です。
マスク生活が続く中で、目元の印象がより重要視されがちです。
アートメイクを利用することで、毎日のアイラインの手間を省き、メイクの失敗もなくなるため、時間の節約にもつながります。
施術可能な箇所は事前にクリニックで確認することが重要です。この施術は顔の印象を向上させ、日々の準備を効率的にします。
アイラインアートメイクのメリット
ここでは、アイラインアートメイクのメリットについてご紹介します。
目を大きく見せられる
アイラインアートメイクの大きなメリットは、顔の印象を変えることができる点です。
アイラインを入れることで、まつ毛の隙間が埋まり、まつ毛が多く見え、目元の印象が強くなります。
これにより、目力が強まり、顔の雰囲気が一新され、メリハリのある表情を作ることが可能になります。
これらの効果は、日常的なメイクでは得られない恒常的な変化を提供します。
メイクの時間を短縮できる
メイクの中でも特に目元のアイラインは、顔の印象を大きく左右します。
多くの女性がアイラインを念入りに仕上げることを重視していますが、左右対称に描くのが難しく、苦手意識を持つ人も多いです。
この問題を解決するためにおすすめなのがアートメイクです。
アートメイクを利用すれば、理想とするアイラインのデザインを恒久的に保つことができ、毎日のアイラインを描く手間を省くことが可能になります。
これによりメイク時間が短縮され、準備がスムーズに進みます。
また、メイクが苦手な方でも、常に美しい目元を維持できるため、アートメイクは多くの女性にとって有効な解決策と言えるでしょう。
汗でもアイラインが落ちない
夏やスポーツを楽しむ際、アイラインが汗や水で落ちる心配は、多くの人にとってストレスです。
化粧が落ちるたびに化粧直しをする必要が生じるため、水辺のアクティビティを純粋に楽しめないこともあります。
しかし、アートメイクを施せば、アイラインが落ちる心配がなくなります。
そのため、プールや海などで全力を尽くして楽しむことができ、化粧直しの手間を省けるため、より快適に過ごすことが可能です。
アイラインアートメイクのデメリット
ここでは、アイラインアートメイクのデメリットについてご紹介します。
一度施術すると修正や変更がしにくい
アートメイクは一度施術すると完全に元通りには戻らず、時間が経つと徐々に色が薄れますが完全に消えるわけではありません。
そのため、アートメイクを行う際はクリニック選びや施術の判断を非常に慎重に行う必要があります。
また、顔の形や特徴は加齢によって変化するため、アイラインを含むアートメイクのデザインを選ぶ際は将来的な変化も考慮して選ぶことが重要です。
施術後に目元が腫れることがある
アイラインのアートメイクを施した際には、施術箇所が腫れる可能性がありますが、通常は次の日の夕方までに腫れは収まります。
施術後の腫れが気になる方は、施術日と翌日は特に予定を入れずに様子を見ることをおすすめします。
理想的なアイラインにするには数回の通院が必要
アートメイクで理想のアイラインを手に入れるには、通常2回〜3回の施術が必要です。
初回施術で細めのアイラインを入れ、その後の施術で少しずつアイラインを太くしていくことで、自然な仕上がりと表情の固定を避けることができます。
この段階的アプローチは、違和感なく自然なアイラインを実現するために重要です。
また、2回目の施術以降は、医師に具体的な意見や要望を伝えることが可能です。
気になることがあれば、その都度医師に相談し、希望に沿った仕上がりを目指しましょう。
アイラインアートメイクの費用相場とは
アイラインアートメイクの施術にかかる費用は、上まぶたが約47,000円、下まぶたが約48,000円とされていますが、これはクリニックによって異なります。
クリニック選びの際には、これらの費用相場を参考にしつつ、各クリニックのホームページやパンフレットを確認し、具体的な費用をあらかじめ把握しておくことが重要です。
予算内で質の高い施術を受けるためにも、事前の情報収集を怠らないようにしましょう。
アイラインアートメイクの施術を受けてはいけない人
アイラインアートメイクを受ける際、最近目元の手術を受けたり、ヒアルロン酸注入やボトックス注射を行った場合は施術が受けられないことがあります。
手術後は最低でも1ヶ月の期間を空けることが推奨されています。
また、花粉症などで目をこすりがちな方は、花粉の少ない時期に施術を行うことが望ましいです。
アートメイクは肌に大きな負担をかけるため、体調が悪い場合や肌トラブルがある場合には施術を避け、万が一予約日に体調を崩した場合はクリニックに相談して施術日の変更を検討しましょう。
アイラインアートメイクの施術の流れ
一般的にアイラインアートメイクの施術は以下の流れで進みます。
カウンセリング・デザインの決定
カウンセリングでは、問診表をもとに過去の手術歴や病歴、現在の肌状態を確認し、アートメイクの適応を判断します。
所要時間は15分から20分程度です。
この際、不安な点があれば医師や看護師に気軽に質問することが重要です。
また、カウンセリングを通じて、お客様の骨格や目の形に合わせたアイラインのデザインを決定します。
デザインは納得がいくまでじっくりと選ぶことができます。
麻酔
デザインに納得できたら、表皮麻酔を行います。
ほとんどの場合、痛みを感じないといわれています。
もし、痛みに弱い人や不安な人は遠慮せずに伝えましょう。
施術
専用の器具を使用してアイラインに色素を注入する施術は、通常1〜2時間程度かかります。
施術初めは多くの人が緊張しますが、徐々に慣れる人もいます。
施術者は慎重に処置を進め、施術中には定期的にコミュニケーションを取りながら進行しますので、安心して施術を受けることができます。
アフターケア
最後に鏡を見ながら仕上がりを一緒にチェックしていきます。
調整ができることが多いので、希望と異なれば遠慮なく言うといいでしょう。
アフターケアの説明もあるため、ダウンタイム中の過ごし方などについてしっかり話を聞いておくようにしてください。
アイラインアートメイクでよくある失敗と対処法
ここでは、アイラインアートメイクでよくある失敗例とそれぞれの対処法についてご紹介します。
思ったデザインと違った
アイラインアートメイクで失敗しないためには信頼できる施術者を選び、カウンセリングからデザイン決定までしっかりと話し合い、デザインの下書きを行うことが重要です。
施術後のデザインが思い通りにならない例がありますが、これを避けるためにもコミュニケーションを大切にしましょう。
また、加齢による目元の変化やメイクのトレンドを考慮し、極端なデザインは避けることが望ましいです。
施術の結果は1〜3年持続するため、長期的な視点でデザインを検討することが大切です。
施術部位に腫れ・傷跡が残った
クリニックでのアートメイクは医師の指導の下、施術者が部位の状態を確認しながら行いますが、技術不足やアフターケアの不十分さにより化膿や傷跡が残るリスクがあります。
施術後は医師からのアフターケア説明をしっかり受け、実行することが重要です。
腫れや痛みが続く場合は迅速に医師に相談しましょう。
アイラインアートメイクは信頼できるクリニックで施術するのが一番
今回はアイラインアートメイクについてのメリット・デメリット、施術費用の相場などについてご紹介してきました。
アイラインアートメイクはメイクをしなくても目元を大きく見せられる施術として注目されていますが、効果を実感するには数回程度の施術が必要など注意すべき点もあります。
またクリニックによっては思ったデザインと違うといったことも少なくありません。
後悔しないようにするには評判がよく実績豊富なクリニックを選ぶことが大事です。
今回の記事を参考にアイラインアートメイクにチャレンジしてみてくださいね。