眉毛アートメイクをした場合、おおよそ1ヶ月後は色味に落ち着くのが一般的です。
とくに初めての場合は色が定着しづらく、2、3回の施術が必要となりますが、完成すれば1〜3年程度持続するといわれています。
しかしアートメイク初心者の方は「眉毛アートメイクをしたいけど、すぐに消えないか心配」と気になる方もいるでしょう。
そこで今回は、眉アートメイクの経過や定着させるためのおすすめのすごしかたについてご紹介します。
眉のアートメイクのダウンタイムとは
眉のアートメイクは美容施術の一種で、皮膚に染料付きの針を挿入し眉毛を再現します。
この施術により、1本ずつの毛並みやパウダーのような仕上がりが可能で、眉毛の薄い人や左右対称に書けない人には特に有効です。
また、水や摩擦に強いため、一度施術すれば長時間安定した美しい眉を保つことができます。
施術後にはダウンタイムがあり、施術部位がヒリヒリしたり赤くなったりすることがありますが、これらは数時間で落ち着くことが多いです。
また、施術から数日でかさぶたが形成され、眉が一時的に濃く見える可能性がありますが、1週間から2週間でかさぶたが取れ色味が自然になるため心配は不要です。
プロフェッショナルによるカウンセリングを通じて、自分の骨格に合ったデザインを提案してもらえるため、自分に合った眉毛を実現できます。
眉のアートメイクの経過
ここでは、日数別に眉のアートメイクの経過についてご紹介します。
施術当日は赤みが出る
眉アートメイク施術当日は、染料を注入した部位や眉毛周辺の皮膚に赤みやヒリヒリ感が出ることがあります。
これは針で皮膚に微細な傷がつくことによるもので、数時間で治まる程度のものです。
赤みや痛みが強い場合は、保冷剤をタオルで包んで患部に当てることで症状が軽減されることが多いので、試してみると良いでしょう。
施術後数日はかゆみを感じる
眉アートメイク後の2日目から3日目にかけて、施術部位にかさぶたが形成されることがあります。
これにより眉毛の色が一時的に濃く見えるほか、かゆみを感じることもあります。
かさぶたは自然に剥がれ落ちるため、1週間から2週間で症状は落ち着くことが一般的です。
しかし、かさぶたによるかゆみが強い場合は、かさぶたを無理に剥がさずに保冷剤で患部を冷やすか、非常に軽く刺激することでかゆみを緩和させる方法が効果的です。
重要なのは、かさぶたを無理に剥がさないことです。
施術後4日~1週間は色味が落ち着くことが多い
眉アートメイク後4日目から1週間程度でかさぶたが取れ始め、色味が落ち着きます。
初めての施術では色素の定着率が約30%と低いため、色が薄く感じられることが一般的です。
そのため、初回施術後、1ヶ月から3ヶ月の間に2回目の施術を行うことで色味を補強します。
2回目の施術後も同様にかさぶたが形成され、色が濃く定着するプロセスを経ることになります。
この点を理解しておくことで、アートメイクの過程と結果を正しく予測できます。
1ヶ月、1年経過するとほとんど色素が馴染む
眉アートメイク後1ヶ月で、かさぶたが完全に取れ、色素が肌になじんで自然な眉毛に見えるようになります。
この時期には赤みも消えていますが、生活習慣によっては色持ちに差が出ることがあります。
例えば、活発にスポーツをするなど代謝が高い人は、色素が早く薄くなることがあり、1年程度でメンテナンスが必要になる場合もあります。
通常は3年程度色持ちしますが、初回施術では色素が約30%しか定着しないため、初めて眉アートメイクを受ける場合は、初回施術後1ヶ月~3ヶ月で2回目の施術を受けることが推奨されています。
このタイミングでのメンテナンスが、より長持ちする眉毛の仕上がりに繋がります。
眉のアートメイクを長持ちさせるためのおすすめの過ごし方
ここでは、眉のアートメイクの経過中のおすすめの過ごし方についてご紹介します。
眉のアートメイクの施術後は以下の行為が基本的にNGとなっているので注意が必要です。
洗顔・クレンジング
眉アートメイクを受けた後、最初の1週間は傷口が完全にふさがっていないため、眉毛周辺を濡らすことは避ける必要があります。
この期間に眉毛を洗うと色素が抜けたり、炎症を起こすリスクがあります。
そのため、眉毛の洗顔やクレンジングは1週間後から開始してください。
ただし、眉毛以外の部分は施術翌日から洗顔やクレンジングが可能です。
メイク
化粧はアートメイクの施術後1週間までは避けるべきです。
化粧品に含まれる化学成分が傷口に入り込むと、肌の炎症を引き起こすリスクがあります。
また、化粧をした場合、それを落とすための洗顔やクレンジングが必要になりますが、これも施術後1週間は推奨されていません。
そのため、傷が完全に癒え、炎症の兆候がないことを確認してから化粧を再開するのが安全です。
入浴・運動・飲酒
眉アートメイク後は、体温が上がる活動を控えることが推奨されます。
入浴や運動、飲酒などによって体の代謝が上がると、施術部位の色素が流れやすくなり、施術結果に影響を与える可能性があります。
特に施術後1週間は赤みやヒリつきが落ち着くまで、これらの行為は避けた方が良いでしょう。
ただし、施術当日からでも眉毛に水がかからないように注意すれば、シャワー浴は可能です。
日焼け
眉のアートメイク後は紫外線対策が重要です。
特に施術後2週間は染料の色褪せを防ぐために徹底した日焼け対策が必要です。
ただし、施術後1週間は眉毛に直接日焼け止めを塗ることは避けるべきなので、その期間は帽子やサングラスを活用するなどの対策が推奨されます。
このため、紫外線の少ない秋から冬にアートメイクを行うのが最適とされています。
眉のアートメイクは1~3ヶ月後に2回目の施術を行うのが一般的
今回は、眉アートメイクの経過や定着させるためのおすすめのすごしかたについてご紹介してきました。
眉アートメイクを初めて行う場合、1回だけでは30%しか色素が定着しないので、1ヶ月~3ヶ月後に2回目の施術を行う必のが一般的です。
ただし、アートメイクの2回目以降なら1年~3年間は色が消えずに定着するため、しばらくは美しい眉毛を維持することができるでしょう。
また施術後は傷口がふさがっていないため眉毛周辺にはあまりふれず、激しい運動や入浴などは控えるのが無難です。
ほかにも、日焼け対策なども行う必要があります。
今回の記事を参考に眉のアートメイクの経過について把握して、ダウンタイムを過ごしてみてくださいね。