リップアートメイクとは?施術方法や失敗しないためのポイントについて紹介

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メイクをしなくても唇の血色を良くしたい人や唇の形を理想に近づけたい人にとって、リップアートメイクは有効な手段のひとつです。

そこで今回は、リップアートメイクの施術方法や失敗しないためのポイントについてご紹介します。

目次

リップアートメイクとは

リップアートメイクは唇に染料を注入する美容施術で、ノーメイク時でも唇の色を健康的に見せる効果があります。

この施術により、自然な血色とくすみのないリップラインを保つことができます。

さらに、人中を短く見せたい、M字型のリップにしたい、唇をふっくらさせたいといった特定のデザインニーズにも対応可能です。

オーバーリップに施術を行うことで、理想の唇の形状に近づけることができます。

タトゥー・ティントリップとの違い

リップアートメイクとタトゥーは染料を入れる皮膚の深さが異なり、それによって色持ちに大きな違いがあります。

リップアートメイクでは染料を表皮に注入するため、肌のターンオーバーの影響を受けて数年で色が薄れます。

一方、タトゥーは真皮層に染料を入れるため、色が半永久的に残ります。

また、ティントリップは唇に色素が一時的に定着する化粧品で、メイクオフするまでの持続性しかありません。

このように、リップアートメイクはティントリップと比べて長持ちしますが、タトゥーと比較すると色持ちに期限があります。

リップアートメイクの種類

リップアートメイクにはいくつかの施術方法があります。

ここでは、リップアートメイクの種類についてご紹介します。

フルリップ

フルリップは、唇の輪郭(リップライン)と唇全体に色素を入れる施術です。

唇の輪郭への施術は立体的な唇を唇全体への施術は血色感やボリューム感を演出することができます。

施術時間は約2時間程度です。

リップライン

リップラインは唇の輪郭のみにアートメイクを行う施術です。

輪郭を整えることで、ふっくらとした立体的な唇を演出する効果があります。

リップラインの施術時間は1時間程度といわれています。

グラデーションリップ

グラデーションリップは、リップライン施術に加えて唇の外側から内側にかけて色が徐々に薄くなるよう染料を入れる技術です。

この方法は唇に立体感を与え、ぽってりとした可愛らしい印象を演出するため、そのような効果を求める人に特におすすめです。

シャドウリップ

シャドウリップは、唇の内側から外側に向けて色が薄くなる施術で、輪郭をぼかし柔らかな印象を与えるデザインです。

リップアートメイクの料金相場

リップアートメイクの相場は約13万円から15万円です。

通常、1回の施術では色が抜けやすいため、2回以上の施術を受けるのが一般的です。

特にリップは他の部位より色抜けしやすいため、3回施術するコースを設定しているクリニックもあります。

価格が特に安いクリニックも存在しますが、低価格であることにはリスクが伴う場合があるので、選ぶ際には慎重に調査し、注意が必要です。

リップアートメイクがおすすめの人

日本人に多いダークリップタイプの方は、口紅を塗らないと顔色が暗く見えがちですが、リップアートメイクを利用することで、くすみを解消し自然なピンク色の唇を演出できます。

また、加齢で下がりがちな口角も、アートメイクによるデザインで見た目をリフトアップし、より明るく満足げな表情を作ることが可能です。

お客様の顔のバランスに合わせた施術で、自然に口角が上がった印象を与えることができ、顔全体の印象を明るく見せる効果が期待できます。

リップアートメイクのメリット

ここでは、リップアートメイクのメリットについてご紹介します。

口角が上がる

リップアートメイクを施すことで、唇の色味を改善し、健康的で明るい印象を与えることが期待できます。

特に色素が薄く、くすんで見えたりムラがある唇は不健康に映りがちですが、アートメイクを用いて色素を均一にし、好みの色味に調整することが可能です。

これにより、唇が自然に血色良く見え、それが顔全体の明るさを向上させる効果をもたらします。

また、口紅の頻繁な塗り直しの手間も省けます。

顔色が良く見える

リップアートメイクを用いて口角を上げることで、顔全体がリフトアップし、若々しく明るい印象を与えることが期待できます。

加齢により下がりがちな口角を自然に上げることで、暗い表情を改善し、全体の印象を良くする効果があります。

リップアートメイクは、輪郭を強調し、自然な形で口角を形作ることにより、見た目にポジティブな変化をもたらします。

すっぴんに自信がつく

リップアートメイクを施すことで、すっぴんでも自信を持つことができ、よりナチュラルな印象を与えることが期待できます。

好みの色や形に唇を整えることに成功すれば、日常の化粧を薄くすることが可能となり、自然な美しさを引き立てることができます。

気になる唇の問題をリップアートメイクで解消し、より自然で魅力的なルックスを手に入れることを検討してみてください。

メイクの時間が短縮できる

リップアートメイクを施すことで、日常的にリップメイクを丁寧に行う必要が減り、メイク時間の短縮が期待できます。

これにより、口元のメイクミスを防ぎ、ストレスの軽減にも寄与します。

さらに、食事後のメイク直しの手間も省くことができるため、忙しい日々を過ごす中で大きな助けとなるでしょう。

リップアートメイクは、見た目の美しさだけでなく、日常生活の便利さをもたらす魅力的な選択肢です。

リップアートメイクのデメリット

ここでは、リップアートメイクのデメリットについてご紹介します。

イメージ通りにならないことがある

リップアートメイクは一度施術すると簡単には消せず、もし除去する場合には高額な費用がかかる可能性があります。

そのため、カウンセリング時には施術者とイメージをしっかり共有し、納得のいくプランを決めることが重要です。

デザイン選びでは、流行を追うのも良いですが、自分に本当に似合うスタイルを選ぶことが最も重要です。

口唇ヘルペスになるおそれがある

リップアートメイク後には、施術の影響で口唇ヘルペスを発症するリスクがあります。

口唇ヘルペスは唇周りに小さな水ぶくれを形成する感染症で、発症するとアートメイクの色素の定着が悪くなる可能性があります。

特にヘルペスが再発しやすい方は、リップアートメイクを受けることで症状が再発する恐れがあるため、施術前にこの点を考慮する必要があります。

半永久的な効果はない

リップアートメイクはタトゥーと異なり、表皮に染料を入れるため、ターンオーバーの影響で効果は半永久的ではありません。

色素が定着した後も、1~3年ごとのメンテナンスが必要です。

特に初めての施術者は色素が定着しにくいため、2回以上の施術が推奨されます。

初回の施術では色味がすぐに抜けてしまうこともあるので、初めての際は時間や費用が多めにかかることを理解しておくと良いでしょう。

リップアートメイクの施術の流れ

リップアートメイクの施術は以下の流れで進みます。

カウンセリング

カウンセリングでは、リップアートメイクの基本情報、施術後の注意点、アフターケアの方法について説明が行われます。

施術者は肌の状態を確認し、希望のデザインや具体的な悩みをヒアリングします。

このプロセスには約15〜30分の時間がかかります。

デザインを決める

デザイン決定の際には、希望するイメージを伝え、表情、骨格、顔の筋肉のつき方などを考慮しながらデザインデッサンが行われます

。このプロセスには約30〜60分の時間がかかります。

この時間を利用して、最もバランスの取れた、個々に合わせたデザインが作成されます。

麻酔

施術中の痛みを軽減するために、唇に麻酔クリームを塗布します。

クリームを塗った後、効果が現れるまで約15〜20分待ちます。

敏感肌や痛みに対して特に敏感な方は、カウンセリング時に事前に相談しておくと良いでしょう。

施術

麻酔が効いた後、輪郭を描き、全体に色素を入れます。

施術直後は色が濃く見えることが一般的です。施術後に唇に違和感や痛みがあれば、すぐにクリニックに相談しましょう。

また、ダウンタイム中の注意事項やケア方法もこの時に確認することが重要です。全体の施術時間は約60〜150分です。

アートメイクで失敗しないようにするポイント

ここではアートメイクで失敗しないようにするポイントについてご紹介します。

信頼や実績のあるクリニックで施術を受ける

リップアートメイクは医療行為であり、正規の医療機関でのみ施術を受けるべきです。

現在も無資格で違法に施術を行うサロンが存在しますが、安全性が保証されていないため利用は避けるべきです。

医療機関ならば、万が一の際にも迅速な対応が可能であり、麻酔を用いた痛みの管理も適切に行えます。

施術を受ける際は、クリニックが持つ実績を確認することが大切です。

クリニックのホームページやSNS、オンラインのレビューを通じて評判や実績を調べ、情報が少ない場合や実績が不明瞭なクリニックは避けるよう注意しましょう。

事前に入念にカウンセリングをうける

リップアートメイクは一度入れると数年間は色味やデザインを変更できないため、施術前は入念にデザインをすり合わせましょう。

もし希望があるのなら写真などを見せるとよりいいでしょう。

自分に合ったデザインを選ぶことで後悔も少なくあります。

オーバーリップをしすぎない

オーバーリップデザインは、人中を短く見せたり唇を大きく見せたりする効果がありますが、実際の唇のラインから大きくはみ出すデザインを施すと、唇が顔全体と浮いてしまい、不自然に見えることがあります。

そのため、オーバーリップデザインを行う際は、顔全体のバランスを考慮し、適切な範囲でデザインを決めることが重要です。

アフターケアをおこなう

リップアートメイク後は、唇をこすったり濡らしたりすると感染症や色素沈着のリスクが高まるため、クリニックの指導に従って適切なケアを心掛ける必要があります。

綺麗な唇を維持するためには、これらの指示を守り、慎重に日常生活を送ることが大切です。

リップアートメイクのダウンタイム中の過ごし方

ここでは、リップアートメイクのダウンタイム中の過ごし方についてご紹介します。

激しい運動は避ける

ダウンタイム中は、身体の代謝が上がると肌のターンオーバーが早まり、インクの排出が進むため、激しい運動やサウナを避けることが推奨されます。

ターンオーバーは肌細胞が新しく生まれ変わる周期のことを指し、この期間に洗顔やピーリングなども控えるべきです。

これらの行為がターンオーバーを早め、アートメイクの色持ちに影響を与える可能性があるため、ダウンタイム中は特に注意が必要です。

保湿をする

ダウンタイム中は、ワセリンなどでの保湿が重要です。

施術後の唇は乾燥しやすく、乾燥すると色素が落ちやすくなります。

適切な保湿はインクの定着を助け、唇を水分や汚れから保護する役割があります。

また、乾燥は傷の治りを遅らせるため、保湿によって回復を促進させることができます。

リップアートメイク後は、唇への刺激を避け、特にキスなどは雑菌が原因の炎症を引き起こすリスクがあるため控えることが推奨されます。

紫外線は避ける

紫外線は代謝を上げ、肌のターンオーバーを早めることでアートメイクの色落ちを促進する原因となります。

また、紫外線による色素沈着や変色のリスクもあります。

そのため、紫外線対策としては、施術の2週間前からUVクリームを使用するなどして肌を保護することが推奨されます。

ダウンタイム中も同様に、施術箇所にUVクリームを塗り紫外線から保護することが重要です。

リップアートメイクはクリニックに相談してみよう

今回は、リップアートメイクの施術方法や失敗しないためのポイントについてご紹介してきました。

リップアートメイクは、ノーメイクでも1~3年は理想とする唇の形や色味をキープできルメリットがあります。

とくに唇の形や色味に悩んでいる人にとってはうれしい変化を望めるでしょう。

リップアートメイクは信頼や実績のあるクリニックを見つけることが大事です。

今回の記事を参考に自分にあったリップアートメイクに挑戦してみてください。

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この記事を書いた人

アラサー東京OLのSachiです♡美人百花系のキレイめなお洋服が好き!ファッションや美容、コスメについて発信しています♡
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