アートメイクでよくある失敗とは?失敗例や対処法について解説

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アートメイクは専用の針を用いて皮膚の浅い部分に色素を入れ、眉やアイラインなどを描いていく施術で、メイクをしなくても印象が変わると注目されています。

昨今、マスク生活が続き、より目元・眉毛の印象が重要視されていることもあり、アートメイクの需要も高まってきています。

しかしアートメイクには色素の永久的な定着が無く、さらに人によっては「こんなはずじゃなかった」と後悔するケースも。

そこで今回は、アートメイクで失敗や後悔をしないために具体的な失敗例や対処法についてご紹介します。

目次

アートメイクとは

アートメイクは、専用のニードルを使用して皮膚の表皮深層から真皮上層に色素を入れる施術です。

対応部位は眉やアイラインだけでなく、リップ、ほくろ、髪の生え際、薄毛部分、傷跡カモフラージュ、乳輪乳頭など多岐にわたります。

タトゥーが真皮深層に色素を定着させるのに対し、アートメイクは浅い部分に入れるため、時間と共に色が薄くなることがあります。

そのため、1~2年ごとのメンテナンスが必要であり、時代や個人の変化に応じた色や形の修正が可能です。

日本では医師や看護師のみが施術を行える医療行為であり、クリニックでの施術が義務付けられています。

これにより、施術後のトラブルを防ぐ安全策が取られています。

アートメイクで得られる効果

アートメイクは皮膚に直接色素を注入し、常に自然な眉やアイラインを保つ技術です。水や汗で消える心配がなく、常に整った印象をキープできます。

しかし、アートメイクはノーメイク時でも自然に見えることが重要であり、化粧をしない時に不自然に見えないよう、「ノーメイク時にちょうどいい」仕上がりを目指すべきです。

これにより、メイク時には濃さや長さを少し調整する必要があるものの、アートメイクが基本となるため、日々のメイク時間の短縮にも繋がります。

アートメイクでよくある失敗例と対処法

ここでは、アートメイクでよくある失敗例と対処法についてご紹介します。

左右差がある

アートメイクにおいて100%左右対称の仕上がりを実現するのは難しく、顔の自然な左右差によって違いが生じることが一般的です。

施術者はできる限り左右差を最小限に抑えるよう努めますが、顔の筋肉の動きや年齢による変化など、個人差に応じたアプローチが必要です。

特に筋肉の動きが活発な方には、アートメイク前にボトックス注射や眼瞼下垂手術を提案することもあります。

初回の施術後、左右差や色むらが気になる場合は、2回目の施術で調整が可能です。

施術直後は体が色素を排出しようとするため、一時的な色のムラや左右差が見られることもありますが、これは正常な反応です。

アートメイクは通常、2~3回の施術で完成し、1回目の施術だけで完了することは稀です。

もし2回目以降も調整が必要な場合や、一度施術したアートメイクを除去したい場合は、レーザー治療や専用の除去剤を使用して色素を取り除く方法がありますが、これには時間と費用がかかります。

そのため、施術を受ける際は、デザインを事前にしっかり確認し、施術者とのコミュニケーションを密に取ることが大切です。

時間がたって色素が落ちた、変わった

アートメイクは時間が経つにつれて色が薄れ、色味が変化するため、定期的なメンテナンスが必要です。

使用される色素は様々な色を混合しており、皮膚内で留まりやすい色と抜けやすい色があるため、ターンオーバーと共に色素が剥がれ落ちることで、元の色からオレンジ、紫、緑、赤などに変化していきます。

この退色や変色が進むと、アートメイクの修正が必要になります。

クリニックによってはアートメイクを受けた後のアフターOローとして、施術から2年以内にリタッチを割引価格で提供しています。

リタッチでは色素の追加やデザインの変更が行えるため、定期的なメンテナンスでアートメイクの美しさを保つことが可能です。

施術後に痛みや腫れが続く

アートメイク施術当日は痛みや刺激を感じることがあり、特にアイラインやリップのような皮膚の薄い部位は腫れやすいため、施術後2〜3日は腫れが続くことがあります。

施術部を適度に冷やし、就寝時は枕を高くして寝ることで腫れを軽減できます。

もし痛みや腫れが長引く場合は感染症のリスクがあるため、クリニックに連絡することが重要です。

術後の適切なアフターケア方法を詳しく説明してくれるかどうかも大事です。

思ったような仕上がりではない

アートメイクの仕上がりが薄い場合は濃くすることは可能ですが、一度入れた色を薄くすることは難しいです。

もし仕上がりが少し薄く感じる場合は、問題ない程度に個人でメイクで調整するのもひとつです。

またそもそもアートメイクはベースメイクとしての役割を持ち、その上でのメイク完成を目指すものと考えてください。

アートメイクがおすすめできない人の特徴

アートメイク施術は体質や健康状態によって受けられない場合があります。

特に奇抜なデザインを求める方、深く濃い色を希望する方、持病を持つ方(糖尿病、免疫不全、心臓病、感染症など)、肌状態が悪い方(傷、アトピー、肌治療中など)、アレルギー体質の方は施術が難しいです。

事前にクリニックのウェブサイトで制限事項を確認しておきましょう。

アートメイクの施術前に知っておくべきこと

ここでは、アートメイクの施術前に知っておくべきことについてご紹介します。

施術後は色が濃くなりがち

アートメイクは施術後しばらく経ち、かさぶたがはがれると色が薄くなり、本来の色に落ち着きます。

施術者は変化を見越して濃い目に色を入れるため、施術直後は色が濃く見えることがあります。

したがって、アートメイク施術後は自分のイメージよりも濃くなると思っておいた方が良いでしょう。

アフターケア・メンテナンスが必要

アートメイク施術後は自身のアフターケア・メンテナンスが必要です。

施術後1週間は傷がまだ治っておらず色素が流れやすい状態ですので、施術部位を水で濡らしたりこすったりしないよう注意が必要です。

アフターケアはクリニックの指示に従い、指定された軟膏を使用しましょう。

またアートメイクは時間とともに色が薄くなるため、1〜3年ごとのリタッチが推奨されます。

1回では完成しない

とくに眉・アイライン・リップのアートメイクでは、1回目の色の定着が30%程度といわれているので完成しないことを頭に入れておきましょう。

個人差にもよりますが、数回程度の施術が必要と言われており、1回でイメージ通りにならなくてもそこまで気にする必要はありません。

もし気になる方は事前にクリニックに施術完了までの日程などに就て聞いておくといいでしょう。

クリニック選びを慎重に行う

アートメイククリニック選びは、値段の安さだけでなく質を重視しましょう。

良質なクリニックの特徴は、医師や看護師の常駐、豊富な実績、多数の症例公開、高評価の口コミ、FDA認可の染料使用、丁寧なカウンセリング、明確な施術回数と費用、充実したアフターフォローなどです。

これらの点を複数のクリニックで比較し、適切なクリニックを選びましょう。

アートメイクでの失敗を避けるなら事前のカウンセリングが重要!

今回は、アートメイクで失敗や後悔をしないために具体的な失敗例や対処法についてご紹介してきました。

アートメイクにはメリットもありますが、人によって合わない人や失敗するケースも少なくありません。

アートメイクで失敗しないためにはカウンセリングでデザインのすり合わせを丁寧に行い、自分の理想や雰囲気などを正しく伝えることが大事です。

また、評判や症例実績の豊富なクリニックを選ぶことも失敗を防ぐのに効果的。

自分に合ったクリニックや施術を受けて後悔しないようにしましょう。

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この記事を書いた人

アラサー東京OLのSachiです♡美人百花系のキレイめなお洋服が好き!ファッションや美容、コスメについて発信しています♡
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