ボトックスの施術後の経過とは?効果を実感できる時期などについても紹介

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ボトックス注射は、しわの改善や小顔効果などの効果が期待できる美容施術です。

切開の必要が無いことから気軽に受けられるため、とくに若々しく見せたいと考える方に注目されています。

しかし、その効果は永久的なものではなく、効果を維持するためには定期的に施術が必要です。

そこで今回は、ボトックスの施術後の経過ごとに現れる症状や効果を実感できる時期などについて解説します。

目次

ボトックスとは

ボトックスはアラガン社の「ボトックスビスタ」製剤を使用し、ボツリヌス神経毒素A型を含む薬剤で行われる施術です。

もともとは医療用として、目や口周りのけいれん、首の痛み、脳性麻痺などの症状改善に用いられてきました。この神経毒素は収縮した筋肉に注入することで効果を発揮します。

現在では美容整形にも広く利用されており、シワの改善や筋肉の緊張緩和を目的として、特定の部位に直接注入する方法が取られています。

手軽で切開不要のため、手術に抵抗がある人にも受け入れられやすい施術として、多くのクリニックで提供されています。

ボトックスで期待できる効果

美容目的でボトックスを使用すると、多くの効果が期待できます。

エラの筋肉にボトックスを注入することで、小顔効果が見られます。

また、表情筋の動きを抑制することで、顔のしわの改善にも効果があります。

足やせには、ふくらはぎの筋肉に対してボトックスを注入し、筋肉のボリュームを抑えることが可能ですが、脂肪への直接的な作用はないため、期待する効果を理解しておく必要があります。

また、わきの多汗症改善にもボトックスは有効で、汗腺の活動を抑えることができます。

ただし、ワキガの根本的な治療には向いていないため、ワキガ対策としてボトックスを検討している方は事前に医師とよく相談しながら決めるようにしましょう。

ボトックスの効果が実感できるタイミング

ボトックスの効果が現れる時期は個人差がありますが、一般的に施術後2〜3日で効果が出始め、2週間で安定することが多いです。

初めてボトックスを受ける場合、効果が比較的早く現れやすい傾向にありますが、注入部位や治療の目的によっては、効果が実感できるまで1ヶ月かかる場合もあります。

ボトックスが筋肉の動きを抑制し、筋肉がやせるまでには時間が必要です。

特にエラやふくらはぎなどの筋肉が目立つ部位は、外見上の変化が現れるまでに長い時間がかかることがあります。

効果の現れる時期について不安な方は、施術前に医師に相談すると良いでしょう。

ボトックスの効果の持続期間

ボトックスの効果の持続期間は個人差があり、一般的には3~4ヶ月ですが、6ヶ月を過ぎると効果が薄れ始めることが多いです。

特にエラやふくらはぎなど、筋肉が目立つ部位では効果がより長く感じられることがあります。

ボトックスの注入量を増やすと効果が長持ちするわけではなく、適切な量を守ることが重要です。

注入量が多すぎると皮膚のたるみや凹凸のトラブルが生じる恐れがあります。

ボトックス施術後の経過

ここでは、ボトックスの施術後の当日~1ヶ月後の経過についてご紹介します。

ボトックス施術当日

ボトックス施術当日に大きな変化は見られませんが、施術時間は約10分でダウンタイムはほぼなく、施術後すぐにメイクや入浴が可能です。

施術後5日間は注射部位をマッサージしたり強くこする行為を避け、ボトックスの拡散や内出血のリスクを予防しましょう。

また、激しい運動やサウナは体温上昇によりボトックスの効果が減少する可能性があるため控えることが推奨されます。

翌日~数日後

ボトックス施術翌日は、施術当日と同様に特に目立つ変化は見られず、仕事や学校など日常生活に影響はありません。

医師の指示に従い、指定された注意事項を守ることで、副作用を防ぐことが可能です。

万が一、異常を感じた場合はすぐに医師に連絡を取ることが重要です。

ボトックスの効果は通常、施術から2〜3日で現れ始め、特にしわの改善を目指した施術ではこの時期に効果を感じやすいです。

一方で、エラの改善やふくらはぎの痩身を目的とした場合、筋肉の発達が原因で効果が表れるまでには最大1ヶ月程度を要することがありますので、忍耐が必要です。

施術1週間後

ボトックス施術から1週間以上経過すると、その効果が明確に現れ始めることが一般的です。

特にエラやふくらはぎのように筋肉が発達している部位を対象にした施術を受けた場合、効果を実感し始めるのは2〜3週間後になることが多いです。

施術から2週間が経過しても効果が感じられない場合は、ボトックスが十分に効いていない可能性が考えられます。

このような場合、効果を得るために追加の施術が必要になることがありますので、適切な対応を行うためにも医師に相談することが重要です。

施術1ヶ月後

エラ張りの改善は術後1週間で実感できることが多く、筋肉の無駄な力みが減ります。

安定した効果を感じるまでには2週間程度かかる場合があり、エラが痩せてフェイスラインがすっきりするのは1ヶ月後です。

また、術後1週間で腫れや赤みはほとんど回復していますが、内出血が残っていることがありますが、これも時間が経つにつれて改善されます。

ボトックスの効果を長続きさせるポイント

ボトックスを打ったあとはなるべく効果を長続きさせたいですよね。

ここでは、ボトックスの効果を長続きさせるポイントについてご紹介します。

自分に合ったボトックス製剤を選ぶ

ボトックス注射を受ける際は、使用される製剤の選択が重要です。

日本の厚生労働省が認可し信頼性が高い製剤として、アラガン社の「ボトックスビスタ」があります。

この製剤は世界シェアの95%を誇り、正式なボトックス注射は「ボトックスビスタ」を使用した施術を指します。

施術前にはクリニックで使用している製剤の情報を確認することが推奨されます。

施術後は激しい運動や飲酒は避ける

ボトックス施術後は激しい運動や飲酒を避ける必要があります。

これはボトックスが熱に弱く、体温の上昇が効果を軽減させる可能性があるためです。

特にスポーツやサウナ、温泉の利用、アルコールの摂取は血行を良くし体温を上げるため、施術後3日間は控えることが一般的です。

具体的な活動再開の時期については、施術を行った医師に確認することが最も安全です。

マッサージなどはしない

ボトックス施術後は施術部位をこすったりマッサージしたりしないよう注意が必要です。

これは薬剤が定着せずに他の箇所に影響を与える可能性があるためです。

メイク落としやスキンケアの際にも、施術部位を強く圧迫したりこすったりしないようにしましょう。

普段からマッサージをする習慣がある場合も、施術箇所を揉み込まないように意識することが大切です。

ボトックスの効果を最大限に保つため、数日間は施術箇所に触れないよう注意してください。

定期的にボトックスを打つ

ボトックスの効果は時間が経つにつれて減少するため、効果を持続させるには定期的な施術が必要です。

通常、ボトックスの効果は3~6ヶ月で減少し始めるため、元の状態に戻らないように6ヶ月ごとに施術を受けることが推奨されます。

継続的に施術を行うことで、長期間にわたって効果を保つことができます。

維持したい場合は、定期的に医師と相談し、最適な施術間隔を設定すると良いでしょう。

ほかの美容施術と併用してみる

ボトックスとヒアルロン酸はしばしば併用され、ボトックスによる筋肉の動きの抑制とヒアルロン酸によるボリューム増加でしわの改善や唇の形成が期待できます。

これにより、相乗効果でより自然で満足のいく結果が得られることが多いです。

ただし、併用による副作用の可能性もあるため、施術前には医師としっかりとカウンセリングを行い、安全性を確認することが重要です。

ボトックスを受けるメリット

ボトックスを受けるメリットには以下のものが挙げられます。

エラ張りの改善

エラボトックスはエラ張りの改善に高い効果が期待できる治療です。

咬筋に対して直接作用するため、マッサージで得られる効果とは異なり、より確実な結果が見込めます。

通常のマッサージでは摩擦によるたるみのリスクもありますが、エラボトックスではそのような心配は少ないです。

適切な量と頻度で施術を行えば、フェイスラインのたるみを引き起こすこともほぼありません。

食いしばり・歯ぎしりの改善

エラボトックスは、咬筋の動きをゆるめることで、食いしばりや歯ぎしりの改善も期待できます。

食いしばりなどが改善されると、頭痛や肩こりが改善されることもあるといわれています。

ダウンタイムや副作用のリスクが比較的少なめ

エラボトックスは、ダウンタイムやリスクが少なく、腫れや内出血も2週間程度で治まり、メイクで隠すことができるため日常生活にほとんど影響しません。

しかし、妊娠中や授乳中、妊娠の可能性がある方、全身性の神経・筋肉疾患を持つ方は施術を受けられません。

また、その他の疾患やアレルギーがある場合は、事前にカウンセリングで申告することが重要です。

ボトックスを受けるデメリット

ボトックスにはさまざまなメリットがありますが、一方でデメリットもあります。

半永久的な効果はない

エラボトックスの効果は半永久的ではなく、個人差にもよりますが、3ヶ月から6ヶ月程度で徐々に薄れていきます。

そのため、効果を維持するためには定期的な再注入が必要です。

再施術のタイミングに明確なルールはなく、効果が薄れてきたと感じた時に受けるのが一般的です。

継続的な施術により持続的にエラ張りを抑制することが可能となります。

骨格によるエラ改善は望みにくい

とくにエラボトックスは咬筋の発達によるエラ張りに対して効果が期待できますが、骨格の影響によるエラ張りには効果がありません。

自分で咬筋の発達が原因か骨格が原因かを判断するのは難しいため、効果的な治療を受けるためにも、クリニックでの相談を推奨します。

専門医による診断を受けることで、最適な治療方法を見極めることができます。

ボトックスは時間が経過するごとに元が戻るので英気的な施術が必要

今回は、ボトックスの施術後の経過ごとに現れる症状や効果を実感できる時期などについて解説してきました。

ボトックス注射の施術後は、1週間程度で効果を実感できる方がほとんど。

しかし、筋肉が発達したエラやふくらはぎに注入した場合は、効果を実感できるのに1ヶ月程度かかる方もるといわれています。

また、ボトックス注射で高い効果を得ても時間が経過すると元に戻るため、維持したい方は定期的な施術が必要となります。

一般的には3~4ヶ月程度だとされていますが、頻度や間隔は自己判断せず、医師に相談するようにするのがおすすめです。

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この記事を書いた人

アラサー東京OLのSachiです♡美人百花系のキレイめなお洋服が好き!ファッションや美容、コスメについて発信しています♡
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