二重整形には、「埋没法」と「切開法」とがあり、どちらの施術をすればいいか迷っている方も少なくありません、
もしはじめて二重整形をするのであれば着る必要がない埋没法、これまでに何度か埋没法を経験しておりなかなか取れない二重にしたいと考える方には切開法がおすすめだといわれています。
そこで今回は、二重整形の埋没法と切開法のそれぞれの特徴や違いについてご紹介します。
二重整形とは?
二重整形とは、目のまぶたに自然な折り目を作る美容手術です。
日本を含む多くのアジア諸国で人気があり、見た目の印象を大きく変えることができます。
主な方法として埋没法と切開法があります。
埋没法は糸を使って二重のラインを形成する手法で、手術時間が短く、ダウンタイムも少ないのが特徴です。
一方、切開法はより恒久的な効果が期待でき、複雑なまぶたの構造に対応可能です。
埋没法の基礎知識
埋没法とは何か?
埋没法は、比較的簡単でリスクが低い手法として知られています。
この手法では、目のまぶたに小さな穴を開け、特殊な糸を使ってまぶたの内側の組織を縫い付け、二重のラインを作り出します。
以下で埋没法の手術プロセスと必要な回復期間について解説していきます。
埋没法のメリット
埋没法の最大のメリットは、手術の痕がほとんど目立たないことと、回復が早いことです。
多くの場合、手術後すぐに日常生活に戻ることが可能です。
ちなみにダウンタイムは約1~2週間程度となっています。
また費用もやすく、おおよその相場は3~20万円程度とされています。
埋没法のデメリット
一方で、埋没法は効果が一時的である場合があり、二重のラインが取れやすいというデメリットがあります。
特に、まぶたの皮膚が厚い人や弾力がある人では、糸が外れやすい可能性があります。
切開法の基礎知識
ここでは、切開法について詳しく解説します。
切開法とは何か?
切開法とは、メスを使って瞼を切開して二重を作る施術です。
切開法のメリット
切開法による二重まぶた形成は半永久的で、取れる心配がほぼないメリットがあります。
重たい一重まぶたでも、皮膚や脂肪を取り除きながら自由にデザインを選べるため、幅広ラインや平行デザインも可能となります。
切開法のデメリット
切開法による二重まぶた手術は、ダウンタイムが長く、腫れや内出血が大きいのがデメリットです。
施術後は約1週間、縫合糸が残り抜糸のため再度通院が必要です。
また切開法は値段も高く(約10〜40万円)、気に入らない場合のやり直しも困難です。
したがって、初めて二重整形を受ける人には、よりリスクの少ない埋没法がおすすめだといえます。
埋没法が向いている人
埋没法は以下の特徴に当てはまる人におすすめです。
軽度の一重または奥二重の方
埋没法は、元々のまぶたが薄く、軽度の一重や奥二重の方に適しています。
この方法では、自然な見た目を実現できるため、より自然な二重を望む人に最適です。
メイクで二重のラインを調整したい方
また、メイクで二重のラインを調整しやすいため、日によって異なるアイメイクを楽しみたい方にもおすすめです。
手術にかける時間を最小限に抑えたい方
埋没法は、手術時間が短く、回復も早いため、忙しい日常生活に早く戻りたい方にも向いています。
切開法が向いている人
切開法は、埋没法で満足できなかった人や、半永久的な二重を望む人におすすめです。
なぜなら、強固な二重ラインを確実に作れ、高い自由度でデザインが選べるからです。
また、まぶたのたるみや脂肪の除去ができることから、スッキリとした二重まぶたにしたい人にも向いています
二重整形をおすすめできない人
眼瞼下垂の人は、まぶたが黒目にかかる状態で、二重整形ではこの問題を改善できません。
なぜならコンタクト使用や加齢が原因で生じることもあり、二重整形を受けると症状が悪化する可能性があるからです。
眼瞼下垂の治療は一部保険適用の場合もあるため、美容クリニックでの専門的な相談をおすすめします。
仕上がりを重視する場合は、美容クリニックでの眼瞼下垂の施術がいいでしょう。
二重整形をするクリニック選びのポイント
ここでは、二重整形実施する際のクリニック選びのポイントについてご紹介します。
クリニック選びの基準
クリニック選びでは、医師の経験と実績を重視することが重要です。
また、カウンセリングの充実度もチェックし、自分の希望を正確に伝えられるかどうかを確認しましょう。
良い口コミ・評価の見極め方
実際の患者レビューを分析することで、クリニックの信頼性や手術の質を評価することができます。
口コミでは、手術後のフォローアップやスタッフの対応、クリニックの清潔感など、具体的な情報をチェックするといいでしょう。
自分に合った方法を選ぼう
二重整形は、個々の目の形状や皮膚の条件、望む結果によって最適な方法が異なります。
自分の状態や目標に合わせて、埋没法や切開法か適切な手法を選択することが重要です。
埋没法と切開法の違いを理解し、自分に合った方法を選んでみて下さい。