二重整形の切開を使用か迷っているけれど、ダウンタイムが心配といった方はたくさんいます。
ダウンタイムの程度は個人差がありますが、多くは腫れや痛みなどが伴うケースがほとんどエス。
そこで今回は二重整形の切開のダウンタイムの期間や症状、おすすめの過ごし方などについてご紹介します。
二重整形の切開の流れ
二重整形の切開の手順は以下の流れで進められることが一般的です。
- カウンセリング: 予約日時に来院し、医師によるカウンセリングを受けます。シミュレーションを繰り返し、最適なデザインを決定します。
- 支払い・予約: 施術が決定したら支払いを済ませ、施術日の予約を取ります。当日の施術を希望する場合は、カウンセリング予約時に申し出ます。
- 施術: 局所麻酔を行った後、まぶたの脂肪を除去し、二重ラインに縫合します。
- 帰宅: 痛み止めや抗生剤を受け取り、帰宅します。ダウンタイムは医師の指示に従い、安静に過ごします。
- 抜糸: 術後1週間前後で抜糸を行います。抜糸はほとんど痛みはありません。
二重整形の切開のダウンタイムはおおよそ1~2週間程度
二重整形の切開法は、まぶたを二重のラインで切開し、縫合して二重を形成する方法です。
半永久的な二重が手に入る点や、デザイン性の高い二重が実現できるメリットがあります。
また、同時に脂肪を除去できるため、腫れぼったい目元を改善できるという利点もあります。
切開法は埋没法が取れやすい方や、蒙古ヒダが発達している方に向いており、ダウンタイムは1~2週間程度といわれています。
抜糸までの間は休みが必要で、2週間経過すれば腫れや内出血はほとんど治まり、通常の活動に復帰できます。
ただし、埋没法と比較してダウンタイムが長いため、計画的な休暇を取ることが望ましいでしょう。
二重整形の切開のダウンタイムでよくある症状
二重整形の切開のダウンタイムにはおもに以下の症状がおきるとされています。
腫れ
施術直後から腫れが現れ、2~3日後がピークになります。
強い腫れは1週間程度で落ち着くとされていますが、完全になくなるまでには2~3か月かかります。
また個人差はありますが、腫れが大きくても通常の経過であるため心配する必要はありません。
周囲には気付かれない程度に腫れが残ることが多いです。
痛み
施術中は麻酔が効いているため、痛みはほとんどありませんが、術後2~3時間後から痛みが現れます。
1週間ほどで軽減し、2週間程度はまぶたを触ると軽い痛みが生じます。
処方された鎮痛剤を適切に服用することで痛みを和ぐこともあります。
内出血
切開法ではまぶたの血管を切るため内出血が起こりますが、一般的な症状であり過度に心配する必要はありません。
内出血は術後2~3日がピークで、徐々に消えていきます。
1週間後には落ち着き、2週間経過すればほとんど気にならなくなり、残っていてもメイクで隠せる程度だといわれています。
傷跡
切開法ではまぶたの皮膚を切開し、縫合するため傷跡が残ることがあります。
二重のラインに沿って切開し、施術では傷跡を目立たなくする工夫がされます。
傷跡は1~2週間で落ち着き、1か月ほどで自然なラインとして馴染んできます。
完全に目立たなくなるまでには早くて3か月、遅くとも6か月かかることもあります。
二重整形の切開のダウンタイムの経過
ここでは、二重整形の切開のダウンタイムの経過を月日ごとに解説します。
施術当日は腫れ・内出血が多い
施術直後には腫れや内出血が起こり、麻酔が切れると痛みや熱感を感じることがあります。
縫合のため、見た目は痛々しくなることもあるため、帰宅時は眼鏡やサングラスでカバーするといいでしょう。
術後数日は腫れのピーク
術後2~3日目は腫れや痛みが強くなります。
腫れにより二重幅が広く見えますが、徐々に落ち着きます。
内出血も濃くなり赤紫色になります。
腫れのピーク時は医師の指示に従い、安静に過ごすことが大切です。
焦らずにダウンタイムを過ごすようにしてください。
1週間~2週間は抜糸・半分完成
1週間後には腫れが引き、内出血も薄くなります。
抜糸は1週間前後で行われ、傷跡はまだ目立つ状態です。
抜糸前は結び目が露出し、施術がわかる状態です。
もし周囲に秘密にしたい場合は、抜糸まで人に会うのを避けることをおすすめします。
ただし2週間後には大分腫れや内出血が落ち着くので、アイメイクもできます。
ファンデーションでも隠せる程度なので人にも会えるでしょう。
1ヶ月~2カ月にかけてほぼ完成
1か月後には、二重の完成度が8割程度になります。
二重ラインが自然に馴染み幅も安定し、腫れや内出血もほとんど見られなくなるでしょう。
縫合の傷跡も白く目立たなくなり、まぶたの引きつり感もなくなります。
腫れは2~3か月で完全に治まるため、2か月後には二重がほぼ完成といった状態になります。
二重整形の切開のダウンタイムのおすすめの過ごし方・注意点
二重整形の切開のダウンタイム中は以下の点に注意し、安静に過ごすようにしましょう。
入浴・サウナは控える
入浴は施術当日は控えるのが一般的です。
翌日からなら入浴できますが、腫れや内出血がある間は湯船につかるのはまだ避けた方が良いでしょう。
なぜなら湯船での血行が悪化させる可能性があるからです。
またほかにもサウナや岩盤浴などもダウンタイム中はNG。
シャワーは施術当日から使えますが、なるべくぬるめの温度に設定するなど、温まり過ぎないように気を付けましょう。
激しい運動や飲酒を避ける
激しい運動や飲酒はダウンタイムを長引かせる要因となります。
血液の流れを増す運動や飲酒は入用と同様、ダウンタイム中は避けるべきです。
特に筋トレやランニングなどは控えましょう。
お酒も腫れや内出血を悪化させるため、抜糸するまでは控え、最低でも2週間は口にしない方が良いでしょう。
目元はなるべく触れないようにする
施術後2週間は目元を触ったり擦ったりしないように注意しましょう。
なぜなら触れることで傷口が開いたり感染する恐れがあるからです。
抜糸後はアイメイクはできますが、クレンジングでの力加減には注意が必要です。
しあがってダウンタイム中のアイメイクは控え、できるだけ簡単に落とすのが無難でしょう。
コンタクトを使わない
抜糸後からコンタクトレンズの使用は認められていますが、まだ腫れや内出血が治まっていない間は眼鏡をかけるのがおすすめです。
なぜならコンタクトレンズを早めに使用すると、傷口に汚れや感染が入る恐れがあるからです。
二重整形の切開のダウンタイムを軽減させるコツ
なるべく早く二重整形の切開のダウンタイムを終わらせたい、痛みなどを抑えたいといった方は以下の方法を試してみてください。
目元を冷やしてみる
施術後の目元を冷やすことで、腫れや内出血を早く落ち着かせることができます。
特に術後2~3日までが効果的です。
保冷剤を包んだタオルや塗れたタオルで数回、数分程度冷やしてみてください。
ただし、長時間の冷やし過ぎや直接冷却シートを目元に貼ることは逆効果ですので注意が必要です。
枕を高めにして眠る
寝る際に枕を高くして寝ることによって、目元の腫れを抑えることができます。
横になると、重力の影響で血液がまぶたに集まりやすくなりますが、枕を高くすることで血液の集まりを防ぎ、腫れが早く引く効果があるためだとされています。
処方薬を指示通りに服用する
医師から処方された薬は指示通りに服用しましょう。
クリニックによってはダウンタイム中に痛み止めや抗生剤、点眼薬などが処方される場合もあります。
処方箋には痛みや炎症を抑える効果があり、早いダウンタイムの解消に役立ちます。
また施術するクリニックや医者選びも重要なポイントです。
医師選びでは経歴や資格、症例件数を確認し、口コミや症例写真を参考にしてみるといいでしょう。
また、カウンセリングで医師との相性も確認し、信頼できる人柄かどうかチェックするのもひとつです。
経験豊富な医師は適切な処置で腫れや内出血を最小限に抑えられる可能性が高いです。
二重整形の切開のダウンタイムを乗り越えよう!
今回は二重整形の切開のダウンタイムの期間や症状、おすすめの過ごし方などについてご紹介してきました。
二重整形の切開は埋没よりもダウンタイムが長くなる傾向にありますが、そのぶん二重が取れる確率がほぼないといったメリットがあります。
ダウンタイム中は医師の指示に従い、処方箋を服用するなどなるべく安静に過ごすようにしましょう。
一方で激し運動や入浴、触るといったことは避けるのが賢明です。
今回の記事を参考に二重整形の切開のダウンタイムを乗り越えて理想の目元を手に入れてくださいね。