ヒアルロン酸豊胸とは?メリット・デメリット、注意点などを紹介

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ヒアルロン酸豊胸とは、ジェル状のヒアルロン酸を注射器で注入することでバストアップできるプチ豊胸術です。

しかし、施術にあたってはメリット・デメリットもあるので注意しなければいけません。

そこで今回は、ヒアルロン酸豊胸について詳しくご紹介します。

目次

ヒアルロン酸豊胸とは

ヒアルロン酸豊胸とは、ヒアルロン酸を直径2㎜ほどのカニューレという細い管で注入していきます。

管を刺す部分に小さな傷ができますが、主に乳房下溝と呼ばれる乳房下のしわを利用して注入するため、目立ちにくく手軽に豊胸出来る方法として注目されています。

とくに「メスなどを使う手術に抵抗がある」「ダウンタイムが短い施術がいい」という方にはヒアルロン酸豊胸がおすすめです。

また、谷間が欲しい方や左右差を解消したい方など、部分的にバストアップしたい方にも向いています。

豊胸術にはインプラントバッグというシリコンなどでできた豊胸用のバッグを挿入する方法があり、これらはダウンタイムが長く、傷痕や腫れが目立たなくなるまでに数ヵ月~1年程度かかると言われています。

一方、ヒアルロン酸豊胸は注入後数日は圧迫しないように気を付けるなどの対応が必要となりますが、日常生活で大きな制限等はなく、傷痕も小さく目立たないためできるだけリスクを抑えられるメリットもあります。

ヒアルロン酸豊胸で使用するヒアルロン酸の注入量・部位

ヒアルロン酸の注入量はご希望の胸のサイズや体系などによっても異なりますが、目安としては片胸あたり50cc程度注入することで、1カップ程度のサイズアップが望めるといわれています。

注入量が多いと、吸収よりも早く厚い被膜がヒアルロン酸を包み込み、しこりなどができるリスクが高まるため、多くても片胸あたり一度の施術で50〜100cc程度の注入がおすすめです。

またヒアルロン酸豊胸のおもな注入部位は、基本的に乳腺の下です。

ボリュームアップしたい部位がある場合、その部位を中心に注入することで、部分的なバストアップに近づけるでしょう。

理想とするバストサイズや形などを担当医師と話し合い、適切な注入量や注入部位を慎重に決めるようにしてください。

ヒアルロン酸豊胸のメリット

ここでは、ヒアルロン酸豊胸を行うメリットについてご紹介します。

施術が短い

ヒアルロン酸豊胸の施術は30分〜1時間程度と短時間で終了するので、仕事帰りや週末などに気軽に施術を受けることができます。

注入箇所の穴も2㎜程度と目立たないためダウンタイムが短く、他の豊胸法に比べると手軽に受けることができます。

自然な仕上がりが期待できる

ヒアルロン酸豊胸は全体的なサイズアップはもちろんですが、注入量や注入部位を細かく決められルメリットがあります。

例えば豊胸だと乳房でも内側が足りないケースや外側が足りないケースなどがあり、シリコンバックでは調整はできませんが、ヒアルロン酸の場合は入れる部位を好きなように変えることができます。

ほかにも注入量や注入部位を変えることで、自然な形やサイズを実現できます。

ただ、乳房の容積に対して過剰に多量のヒアルロン酸を入れると、硬くて触り心地も悪くなってしまう可能性があるため注意が必要です。

医師と相談し、適切な量を注入するようにしましょう。

ダウンタイムの痛みや期間が短い

ヒアルロン酸豊胸の施術後のダウンタイムは、個人差がありますが約1~2週間程度です。翌日からシャワーも浴びられます。

ダウンタイム中も少しの腫れと軽い痛みが生じる場合がありますが、だいたい1週間程度で落ち着きます。

また、内出血や赤みが生じることもありますが、これらも1~2週間程度でおさまりますので、なるべくダウンタイムの期間や痛みといった負担を減らしたい人におすすめです。

ヒアルロン酸豊胸のデメリット

ヒアルロン酸豊胸にはメリットがありますが、デメリットもあります。

ここでは、ヒアルロン酸豊胸のデメリットについてご紹介します。

大幅なサイズアップはできない

ヒアルロン酸豊胸の場合、注入量や注入部位の自由度はありますが、一度で安全にバストアップする量は、最大で1~2カップ程度といわれています。

つまり、1~2カップ以上のサイズアップは見込めないということですね。

逆に注入量が多すぎると、しこりになったり感染のリスクが高まるため、大きなバストアップを望む方は注意が必要です。

もし一度の治療で大幅なサイズアップを望む方は、インプラントバッグなどの豊胸術のほうがおすすめです。

どのくらい大きくしたいかなどの希望があれば、事前に医師にしっかりと伝えたうえで適切な施術方法を選ぶようにしましょう。

効果は永続的ではない

ヒアルロン酸豊胸で注入したヒアルロン酸は時間をかけてゆっくりと体内に吸収されていくことから、一般的に効果の持続期間は1~2年と言われています。

これは完全になくなるまでの期間であり、少しづつ小さくなっていくため永続的な効果は期待できないと知っておく必要があります。

ヒアルロン酸が体内で吸収されるスピードは体質によっても異なり、実際に人によってはもっと早くサイズダウンしたと感じてしまうことも。

そのため、大きさや形をキープするためには繰り返し注入していかなければいけません。

さわり心地が固くなるおそれがある

使用するヒアルロン酸製剤の種類にもよりますが、術後は一時的に感触が固くなるケースがあるため要注意。

おおよそ2週間程度で柔らかくなりますが、人によっては1ヵ月ほどかかることもあります。

また、もともとのバストのサイズに対して多すぎる量のヒアルロン酸を一度に注入した場合、しこりが起きやすく、感触も硬く、不自然になってしまうことがあります。

自然で柔らかい感触にするためには、細かく分散してヒアルロン酸を注入するのがおすすめです。

さわり心地にこだわる方は注入量や注入部位などを事前に医師としっかり話し合って決めることをおすすめします。

ヒアルロン酸豊胸を行う際の注意点

ヒアルロン酸豊胸は気軽におこなえる施術として注目されていますが、注意しなければいけない点もあります。

しこりができるリスク

ヒアルロン酸豊胸にはしこりができるリスクが伴います。

しこりは、ヒアルロン酸の塊を体が異物と認識し、膜(カプセル)を作ってしまうことで発生します。

またカプセルに包まれたヒアルロン酸は吸収されない状態が長時間続くことで、カプセルが厚くなり石灰化することもあります。

こうした副作用は大きな塊状に注入が行われていたり、薬剤の品質が悪かったりすることにより起こります。

対策としては、経験ある医師のいる信頼できるクリニックで施術を受けることで避けられる可能性があります。

気になる方は施術前のカウンセリングでどのようなヒアルロン酸を使用しているかを必ず確認しましょう。

感染リスク

確率としては低い方ですが、施術中や施術後に細菌がヒアルロン酸の周囲で炎症を起こしてしまう場合があります。

感染した際は赤く腫れ痛みが生じ、抗生剤の点滴や内服などといった対応が必要となります。

もし万が一術後に何らかの違和感や症状が現れた場合に備えて、アフターケアをしっかり行ってくれるクリニックを選ぶと安心できるでしょう。

アレルギーリスク

ヒアルロン酸自体にアレルギーが出ることはほぼないですが、体質によってはヒアルロン酸製剤に含まれている添加物にアレルギー反応が生じるおそれもあります。

アレルギーが起こると注入した部位が赤くなり腫れたり、場合によっては痛みが現れることもあります。

もし上記のような症状が生じた際はヒアルロン酸を溶解したり、抗炎症薬を投与するなどの処置が必要となるため、ただちに施術を受けたクリニックや医療機関を受診してください。

ヒアルロン酸豊胸の施術の流れ

一般的にヒアルロン酸豊胸の施術の流れは以下の通りとなります。

  • カウンセリング
  • 支払(クリニックによって異なる)
  • デザインの決定、マーキング
  • 手術(30分~1時間程度)
  • リカバリー(局所麻酔の場合はすぐに帰れるケースがほとんどですが、静脈麻酔の場合は麻酔が冷めるまで30分~1時間程度休んでから帰宅といったケースもある)

ヒアルロン酸豊胸の術後のダウンタイムごとのアフターケア

ここでは、ヒアルロン酸豊胸の施術後のダウンタイム後のアフターケアについてご紹介します。

術後当日~数日後

ヒアルロン酸豊胸の施術後は、麻酔が切れるに従ってヒアルロン酸を注入するための管を刺した部分と注入したエリア全体に痛みが生じてきます。

痛みの程度としては筋肉痛のようなズキズキした痛みとよく表現され、特に腕を動かした際などに感じることが多いです。

通常3日後くらいまで痛むことがありますが、痛み止めを内服すると和らぐため、痛い場合は我慢せず内服しましょう。

また、3日程度は注入したヒアルロン酸がまだ安定していないため、なるべく胸には触らないようにすることも大事です。

シャワーは次の日から浴びれますが、体を洗うときは泡で優しく洗い下着はブラトップのキャミソールや楽な下着を着るのが望ましいでしょう。

術後1週間後~1ヶ月後

術後1週間後~1ヶ月後ともなると痛みはほとんどなくなり、術後1週間ほどすると腫れやむくみも落ち着きます。

クリニックによっては、1週間後に抜糸が必要なケースもあります。

また1週間ほど経つと、注入したヒアルロン酸が馴染んできます。

もし内出血ができてしまったとしても、1~2週間で消えることがほとんどなので安心です。

特に制限はありませんが、激しい運動は手術後2週間経過するまでは控えたほうが無難です。

下着もこのあたりになるとそれまで着ていたものを使って問題ありません。

しかし、うつ伏せ寝はしないようにした方が良いでしょう。

術後1ヶ月後~数か月後

生活の制限は特になく、矯正力の強い下着を着用しても問題ありません。

ヒアルロン酸を注入するための管を刺した部分に小さな傷ができますが、通常2~3ヵ月で傷跡は目立たなくなります。

ヒアルロン酸豊胸は信頼できるクリニックで施術を受けよう

今回は、ヒアルロン酸豊胸について詳しくご紹介してきました。

ヒアルロン酸豊胸は豊胸術においてもダウンタイムがほとんどなく、すぐにバストアップができる方法として気軽にバストアップを目指す人におすすめの施術です。

しかし、術後一時的に感触が固くなったり、しこりができる可能性があるなどのデメリットもあるため注意が必要です。

それらのリスクについても理解し納得した上でヒアルロン酸豊胸をする場合、技術力のある医師の在籍する信頼できるクリニックで施術を受けることをおすすめします。

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この記事を書いた人

アラサー東京OLのSachiです♡美人百花系のキレイめなお洋服が好き!ファッションや美容、コスメについて発信しています♡
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