医療ダイエットで使われる薬とは?痩せ薬の種類や注意点を解説

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医療ダイエットでは施術中や飲み薬として薬が処方されるケースがあります。

そこで今回は、医療ダイエットで使われる薬の種類や注意すべき点についてご紹介します。

目次

医療ダイエットとは

医療ダイエットは、医療機関での専門的なサポートを受けながら行う体脂肪減少プログラムです。

主に生活習慣病や肥満症に対する医療手段として用いられる方法や、痩身専用の医療機器を利用して施術を行います。

これには、医学的・科学的根拠に基づくアプローチが含まれ、高い効果が期待できるため、効率的なダイエットを求める方に特に適しています。

医療ダイエットの大きな特徴は、医師や看護師といった医療従事者の監督のもとで行われるため、施術後のフォローアップや医療相談が可能であることから、安全性が高いという点です。

また、通常のダイエットが持つ辛さや厳しさが少なく、医療の力を借りて無理なく体重管理を行うことができます。

医療ダイエットでは薬を使われるケースが一般的です。

具体的には、体内から脂肪を減らすために用いられる医療用の薬剤と、脂肪細胞を直接的に溶解させる注射などがあります。

さらに、クールスカルプティングのような非侵襲的な脂肪冷却治療を組み合わせることで、より効果的な痩身効果を実現することができます。

これらの治療は、ただ体重を減らすだけでなく、根本的な体質改善や肥満の改善を目指すため、持続的な健康管理にも寄与します。

医療ダイエットで使われる薬

ここでは、医療ダイエットで取り扱われている薬についてご紹介します。

BNLSアルティメット(脂肪溶解注射)

脂肪溶解注射は特定の部位の脂肪を効果的に減少させる医療ダイエット方法で、特にセルフダイエットでは難しいほほ、フェイスライン、二の腕、太ももなどに効果を発揮します。

BNLSアルティメットは、以前のBNLSneoから進化し、デオキシコール酸の含有量を200倍に増加させました。

この成分は米国FDAによって脂肪溶解効果が認められており、脂肪細胞を破壊して体外に排出することで、効率的な部分痩せをサポートします。

また、アーティチョーク、L-カルニチン、コエンザイムQ10、カテキンといった新たな有効成分を加え、脂肪燃焼効果や肌の再生、老化防止効果をさらに高めています。

身体への負担が少なく、ダウンタイムもほとんどないため、多くの人に支持されているダイエット方法です。

山参注射(脂肪溶解注射)

山参(サンサム)注射は、高麗人参の中でも特に貴重な山参や生薬エキスを含む複合体を配合しており、脂肪溶解効果、基礎代謝の向上、食欲抑制などの効果が期待できます。

この注射は2年間の臨床試験を経て、人体への安全性と肥満治療効果が確認されており、定期的に受けることで体質改善につながる信頼性の高い治療法です。

サクセンダ(食欲抑制剤)

サクセンダは食欲を抑制する効果のある医療ダイエット用の自己注射薬で、ヒトのホルモンと同様の成分を含み、安全性が高いとされています。

1日1回、決まった時間に注射することで、食事の摂取量を抑え、内臓脂肪の蓄積を防ぎ、血糖値の急上昇を防ぐことが可能です。

長期的に使用することで体質改善効果も期待できます。

また、日々の食事や体調に合わせて注射量を調整できる利点がありますが、毎日同じ時間に注射する必要があるため、その点がデメリットとなるかもしれません。

サクセンダは2014年にアメリカのFDAで承認され、その後カナダやEU加盟国でも肥満治療薬として認可されています。

リパーゼ阻害剤(飲み薬)

医療ダイエットで用いられるリパーゼ阻害剤は、食事から摂取した脂肪の消化吸収を抑制する効果があります。

リパーゼは消化酵素の一種で、食べ物の脂肪を分解して体が吸収しやすい形に変える役割を持っています。

リパーゼの働きを阻害することにより、脂肪の分解が抑えられ、未消化の脂肪は体外に排出されます。

結果、消化管からの脂肪吸収を約30%カットし、効率的な体重減少をサポートすることが可能です。

リパーゼ阻害剤は医療機関で処方され、その使用は医学的に認められていますので、美容クリニックなどでも取り扱われています。

適切な医師の指導のもとで使用することで、安全かつ効果的に体重管理を行うことができます。

コレステロール吸収抑制剤(飲み薬)

コレステロール吸収抑制剤は食事からのコレステロール吸収を抑える効果があり、新たな体脂肪の蓄積を防ぎます。

元々は高脂血症の治療薬として開発され、特に悪玉コレステロールを低下させるために使われています。

現在も広く医療現場で使用されており、脂肪の吸収を抑えることで体重管理にも寄与します。

糖質吸収抑制剤(飲み薬)

糖質吸収抑制剤は、食事から摂取した糖質がブドウ糖に変わる過程を遅らせる薬です。

食事前に服用することで、αグルコシダーゼという酵素の働きを阻害し、炭水化物の消化吸収を抑制します。

これにより食後の血糖値の急上昇を防ぎ、体内の脂肪をエネルギーとして使用することを促進し、効果的に体重管理ができます。

SGLT阻害薬(飲み薬)

SGLT2阻害薬は、血液中の糖を尿とともに体外へ排出することで血糖値を下げる効果があります。

この薬は主に糖尿病治療に用いられ、体重減少のサポートとしても機能します。

ただし、食欲抑制や糖質・脂肪吸収の抑制効果はないため、ダイエットとしての効果を高めるためには、食事制限など追加の取り組みが必要です。

医療ダイエットで薬を使う際の注意点

医療ダイエットで使う薬はダイエットを促進するのに効果的ですが、薬を使う際は注意しなければいけない点もあります。

ここでは、医療ダイエットで薬を使う際の注意点についてご紹介します。

副作用のリスク

医療ダイエットの薬は基本的に安全性が高いとされていますが、副作用の可能性は残ります。

副作用の種類や程度は薬によって異なり、中には症状が軽減することで継続して服用できるものもあれば、発疹や呼吸困難などの重篤な副作用が現れた場合は直ちに医師の診察を受ける必要があります。

治療を始める前に、医師から副作用の内容とその際の対処法について十分な説明を受け、万が一副作用が現れたときの対応を理解しておくことが重要です。

このような情報を事前に把握しておくことで、安心して治療を受けることができます。

市販品の薬は避ける

メディカルダイエットで使用する医薬品と市販の薬やサプリメント、健康食品との併用は問題を引き起こす可能性があります。

安全にダイエットを進めるためには、併用する前に必ず医師に相談してください。

特に、既に他の医薬品を服用している場合は、その情報を医師に伝えることが重要です。

また、医療ダイエット用の医薬品は、効果が確認され、安全性が保証されたものを医療機関から処方されるべきです。

市場には模造品や検証されていない製品も存在するため、これらを避け、信頼できる医療機関から正規の医薬品を受けることが安全なダイエットには不可欠です。

用法・用量は必ず守る

医療ダイエットの薬は、用法・用量を守らないと身体への悪影響や副作用のリスクがあります。

薬の量を自己判断で増やすことは効果を倍増させるものではなく、むしろ副作用が強まる可能性があります。

医師は個々の状態に合わせて薬の量を調整して処方しているため、指示された用法・用量を厳守し、安全にダイエットを行うことが重要です。

医療ダイエットで処方される薬は用法・用量を守ることが大事

今回は、医療ダイエットで使われる薬の種類や注意すべき点についてご紹介してきました。

ダイエット薬は種類によって効果の出方が異なり、なかにはダイエット効果を促進するものもあります。

医療ダイエット目的で薬を利用する場合、必ず医師の指示に基づいて用法・用量を守って摂取するようにしましょう。

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この記事を書いた人

アラサー東京OLのSachiです♡美人百花系のキレイめなお洋服が好き!ファッションや美容、コスメについて発信しています♡
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