目頭切開は目を大きく見せられる美容整形ということで注目されています。
しかし中には、「目頭切開の費用ってどれくらい?」と気になる方も多いはず。
そこで今回は、目頭切開の料金相場や高くなる理由などについて詳しく解説します。
目頭切開の料金相場は20万円程度
目頭切開手術の費用は、クリニックの立地や医師の技術によって大きく異なります。
日本での一般的な相場は約20万円ですが、10万円未満で提供するクリニックもあれば、50万円近くになる場合もあります。
手術の費用はただの数値ではなく、医師の経験、クリニックの評判、提供されるアフターケアの質など、多くの要素を反映しています。
手術を検討する際は、費用だけでなくこれらの要因も考慮に入れることが重要です。
適切な医師選びとクリニックの選択が、満足いく結果を得るための鍵となります。
目頭切開の料金が高いクリニックの特徴
目頭切開の料金が高いクリニックの特徴として以下の理由が挙げられます。
さまざまな術式の選択肢に対応している
費用が高い美容外科は、選択できる手術方法の豊富であることが多い傾向にあります。
様々な選択肢を用意しているクリニックでは、最新の技術と設備が導入されており、一人ひとりのニーズに合わせて最適な手術方法を提案することができるメリットがあります。
目頭切開は術式によって難易度が異なり、高い技術力を要する難しい術式にも対応していたりもします。
アフターフォローや保証制度が充実している
多くのクリニックはアフターケアや修正保証制度を提供しており、手術後のフォローが充実しています。
アフターフォローが充実していれば患者は安心して回復期間を過ごせ、万が一の結果にも対応できるメリットがあります。
手術成功率や患者満足度も高い傾向にあります。
広告費をかけている
多くの美容外科は知名度向上のため広告やマーケティングに大きな投資をしており、これが手術費用の高騰につながっています。
ただし、高い知名度が必ずしも高技術やサービスの質を保証するわけではないため、クリニック選びでは広告に惑わされず、実際の技術力やサービスの質をしっかりと見極める必要があります。
ただし、広告費の使い方はクリニックによって異なり、費用対効果を考慮した上で検討することが重要です。
目頭切開の料金が安いクリニックの特徴
目頭切開の料金が安いクリニックの特徴として以下の理由が挙げられます。
対応している術式が少ない
低価格で目頭切開を提供している美容外科では、術式の選択肢が限られることがあります。
理由としては最新の技術や機器の導入にかかるコストを削減して全体の手術費用を抑えているためです。
術式に特にこだわりがなければ問題ありませんが、選択肢が少ないことで希望する仕上がりにならないリスクも増えます。
そのため、手術を受ける際は、クリニック選びにおいてどのような術式が提供されているかも考慮することが重要です。
モニター価格・キャンペーンなどを実施している
安価な美容外科が低い費用で目頭切開手術を提供できる理由の一つは、モニター価格を設定しているためです。
モニター価格では症例写真を公開することと引き換えに、通常よりも大幅に低い価格で手術を受けることができます。
クリニックにとっても重要な宣伝効果を持ち、患者さんの美容外科選びに役立ちます。
ただし、価格だけでクリニックを選ぶのではなく、手術の品質や医師の技術力も重要です。
低価格でも高品質の治療を目指している当院のように、実際にクリニックを訪れて医師とのカウンセリングを受けることで、安心して手術を受けることができます。
目頭切開の料金は保険適用外
目頭切開手術は通常、美容整形手術として分類されるため、健康保険の適用外となるケースが一般的です。
つまり手術費用が全額自己負担となることを意味します。
しかし、特定の症状がある場合には健康保険の適用が可能となることがあります。
特に、逆まつげのように、まつげが目に向かって生えることで痛みや不快感、視力障害を引き起こす状態は、医療行為として目頭切開手術が認められる例です。
逆まつげが目頭切開によって改善可能と判断された場合、手術は健康保険の対象になることがあります。
上記の判断は医師が患者の症状を評価し、手術が必要と認められるかに基づいて行われます。
そのため、逆まつげに悩んでいて目頭切開を検討している方は、専門医に相談し、保険適用の可否について詳しく確認することが重要です。
上記のプロセスを通じて、治療の適切な方法と保険の適用可能性を把握することができます。
目頭切開の術式は大きく3種類ある
目頭切開の術式には主に以下の3種類が挙げられます。
ここでは、それぞれの特徴について詳しく解説します。
Z法
Z法目頭切開は、目の内側の蒙古襞を目立たなくするために用いられる手術方法で、「Z」の字形に皮膚を切開し、その後入れ替えて縫合します。
目が小さく見える原因となる蒙古襞を効果的に除去し、目と目の距離を縮めることで視覚的に大きな目を実現します。
また、Z法は傷跡が目立ちにくく、術後の赤みや腫れも少ないため、ダウンタイムが短く、日常生活への復帰が早いことが特徴です。
しかし、Z法には変化が控えめであることや、手術後に傷跡が目立つリスク、さらには元の状態に戻る後戻りの可能性があることを理解しておく必要があります。
大きな変化を求める方には不向きかもしれませんが、自然な仕上がりを望む方には適した選択肢と言えるでしょう。
W法
W法目頭切開はWの形に皮膚を切開し、中央部分の皮膚を切除後に縫合する手術方法です。
主な利点は、引き連れ感や後戻りのリスクを大幅に減少させることが可能である点にあります。
特に目元の大きな変化を求める方や、顔全体の印象を改善したい方に適しています。
W法により、目が大きく見えるだけでなく、全体的な目元のバランスを整えて顔の印象を大きく変えることができます。
しかし、W法のデメリットとして、Z法と比較して手術時間が長く、それに伴いダウンタイムも長くなる傾向があることが挙げられます。
また、一度手術を行うと元の状態に戻すのが難しいため、手術前には慎重な検討と医師との十分な相談が必要です。
これらの点を考慮しながら、自分の目標とする目元のイメージに最も適した手術方法を選択することが重要です。
リドレープ法
リドレープ法は目頭切開の中でも特に自然な仕上がりを目指す手術方法で、韓国発祥の技術です。
目の下のラインに沿って細かい切開を行い、目のラインを自然に拡張します。
自然な結果が特徴で、日本でも多くのクリニックで採用され始めています。
しかし、リドレープ法のデメリットとして、平行二重の形成が難しい点や、手術後に目頭が丸く見える可能性があることが挙げられます。
末広がりの二重を好む方には適しているかもしれませんが、平行二重を求める方には不向きかもしれません。
日本ではまだ一般的ではないため、リドレープ法を提供するクリニック選びには特に注意が必要です。
クリニックの経験や実績を確認し、可能であれば事前にカウンセリングを受けて、手術方法や期待できる結果について詳しく確認することが推奨されます。
目頭切開の料金相場を考慮して安全なクリニックを選ぼう
今回は、目頭切開の料金相場や高くなる理由などについて詳しく解説してきました。
目頭切開の料金の相場はおおよそ20万程度といわれていますが、クリニックによって異なります。
料金が高い理由もさまざまですが、幅広い施術方法に対応していることやアフターフォローが充実していることなどが考えられます。
したがって目頭切開が受ける際は費用だけで判断するのはあまりおすすめしません。
今回の記事を参考に、費用面だけではなくこれまでの施術実績や口コミなど相対的に見て判断するようにしてみてください。