目尻切開とグラマラスラインの違いとは?メリット・デメリットについて解説

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目尻切開やグラマラスラスライン形成は、目の大きさや雰囲気に変化を持たせることができる手術として注目されている施術です。

2つの施術方法はよく一緒に紹介されることも多く似ていますが、実は美容整形として全く異なるものです。

そこで今回は目尻切開とグラマラスライン形成の違いやメリット・デメリットについてご紹介します。

どちらのやり方ですべきか迷っている方はぜひ参考にしてみてください。

目次

目尻切開とは

目尻切開とは、目の外側部分である目尻のきわを数ミリ切開し、全体的な目の横幅を広げる手術方法です。

目の幅を外側に広げることで、白目部分の露出が増え、小さな目の改善やつり目の緩和が期待できます。

さらに、目尻とこめかみの距離が縮まるため、小顔効果も期待できるのが特徴です。

切開する範囲は数ミリと非常に小さいものですが、それだけで目の印象が大きく変わり、小顔効果も得られることが多いです。

特に、頬骨が高い位置にあって顔が左右に広がっている場合は、目尻切開を受けることで、このような印象を和らげることが可能です。

結果として、顔が大きく見えないバランスの良い印象に導けます。

ただし、つり目が非常に強い場合には、目尻切開だけでは十分な効果が得られないこともあります。

そのようなケースでは、グラマラスライン形成(たれ目形成)と呼ばれる施術がより適している場合があります。

目尻切開の施術方法や組み合わせる他の施術の選択は、希望する目の形や状態によって異なるため、事前のカウンセリングで医師としっかり相談し、自分に合った施術を選ぶことが重要です。

ちなみに目尻切開の費用の相場は10~35万円程度とされています。

目尻切開のメリット


目の縦幅と横幅が小さいと全体的に目が小さく見えますが、目尻切開を受けることで横幅が広がり、より大きく見せられるメリットがあります。

また、切開部分の下側にゆるやかなカーブができるため、優しい雰囲気が生まれるというメリットもあります。

さらに、目尻切開により目尻寄りの白目部分が増えることで、パッチリとした印象的な目元を作り出せるのも特徴です。

この施術は、目の小ささやつり目の改善を目指しつつ、優しい印象を与える大きな目を形成できる方法として人気があります。

目尻切開のデメリット

目尻切開を行う際、切開部分には毛根がないため、その部分だけまつ毛がない状態になります。

また、目尻をこめかみ側に引っ張ってみて白目が1.5mm以上見えない場合は、手術を受けられないので注意が必要です。

白目の露出が少ない方が無理に目尻切開を行っても効果が得られない場合があるためです。

さらに、無理に切開しすぎると粘膜が露出し、不自然な目元になるリスクもあります。

別の美容整形方法を検討する必要があるので、詳細は医師に相談してください。

また、目尻切開には稀に元の状態に戻る「後戻り」の可能性もあります。

以上のようなリスクを理解した上で手術を受けることが大切です。

施術の効果やリスクをしっかり確認し、医師とのカウンセリングで十分に相談した上で判断しましょう。

目尻切開がおすすめの人

目尻切開は、次のような方におすすめです:

  1. 小さな目を大きくしたい方
  2. つり目のきつい印象を改善したい方
  3. 目の横幅を広げたい方
  4. 目尻からこめかみまでの距離が長い方

しかし、目尻切開だけで十分な変化が得られない場合は、目頭側の幅を広げる「目頭切開」との併用も選択肢の一つです。

目尻切開と目頭切開を組み合わせることで、目の横幅がさらに広がり、より印象的な目元の実現が期待できます。

ただし、もともと両目の距離が近い方は、目頭切開が難しい場合もあり、その場合は目尻切開のみを選択することになります。

事前のカウンセリングで医師に相談し、自分に合った施術を選びましょう。

グラマラスラインとは

グラマラスライン形成は、「タレ目形成」や「下眼瞼下制」とも呼ばれ、その名の通り、タレ目風の目元を作る美容整形手術です。

目尻切開でも目尻下側にカーブを描くことで緩やかなタレ目風の目元を目指せますが、グラマラスライン形成は結膜部分を切開して、下まぶたを下方向に引っ張って縫い付けることで、より効果的にタレ目を形成するのが特徴です。

通常目尻切開でもつり目の改善は可能ですが、限界があり完全なタレ目にするのが難しい場合があります。

一方、グラマラスライン形成では、結膜を切開して下方に縫い付けることで、よりはっきりとしたタレ目効果を得られます。デザインも自由で、控えめなタレ目風からしっかりとしたタレ目まで、柔軟背の高いデザインが実現できます

ただし、顔立ちによってはタレ目を強調しすぎると不自然に見えることもあるため、デザインはカウンセリングで医師に相談しましょう。

グラマラスライン形成には、メスを使用しない「タッキング法(埋没法)」、結膜を切開する「結膜切開法」、皮膚を切開する「皮膚切開法」があります。

どの方法が最適かは、患者の目の状態や希望するデザインに応じて医師が選びます。

それぞれの手法は効果が異なるため、詳しい施術方法についても事前のカウンセリングで最も適切な方法を選択し、理想の目元を実現できるようにしましょう。

ちなみにグラマラスライン(たれ目形成)はクリニックにもよりますが、両目でおおよそ30万円程度といわれています。

グラマラスラインのメリット

グラマラスライン形成のいちばんのメリットは、優しい雰囲気やつり目改善、セクシーさの演出など、自分好みのデザインに目元を整えられるという点にあります。

また、目尻寄りの白目が多く露出することになりますので、目全体が大きくなるというメリットもあります。

グラマラスラインのデメリット

グラマラスライン形成には魅力的な効果がある一方、いくつかのリスクやデメリットも存在します。

まず、ある程度年齢を重ねた方がこの施術を受けると、下まぶたのたるみが目立つ可能性があります。

また、タッキング法(埋没法)で行う場合、時間の経過とともに糸が緩んでタレ目効果が薄れてしまうリスクがあります。

さらに、過度な施術を行うと白目だけでなくピンク色の粘膜部分が露出し、不自然な仕上がりになることがあります。

左右で非対称になるなどのトラブルも、グラマラスライン形成においてよく報告される問題です。

トラブルが発生する可能性を念頭に置き、事前にカウンセリングで医師と十分に話し合うことが重要です。

また、もともと目の間隔が広い方は、この施術でその特徴がより強調されてしまう場合があります。

そのため、このような場合は別の美容整形手術を検討する必要があります。

施術前には、自分の目元の特性や希望する仕上がりをしっかり理解し、医師のアドバイスに基づいた適切な施術を選ぶようにしましょう。

グラマラスラインがおすすめの人

グラマラスライン形成は、以下のような方におすすめの施術です。

  1. タレ目風、もしくはタレ目にしたい方
  2. 細い目をパッチリ目に改善したい方
  3. 上まぶたの調整プラスαの効果を得たい方
  4. つり目によるきつい印象を改善したい方

グラマラスラインは優しい雰囲気の目元を作り出すことができるのが特徴です。

タレ目風やタレ目にすることで柔らかく優しい印象を持つ目元を実現し、他者に好印象を与えることが期待されます。

また、上まぶたと合わせて調整することで、目全体のバランスを整え、より魅力的な目元を手に入れることが可能です。

以上の効果により、グラマラスライン形成は自分の目元にコンプレックスを持っている方や、イメージチェンジをしたい方にとっておすすめです。

目尻切開とグラマラスラインはどっちがおすすめ?

目尻切開とグラマラスラインはどんな目元にしたいかによっておすすめが異なります。


グラマラスライン形成は、下まぶたにアプローチし「タレ目」を作るのが特徴です。

女性的で優しく、可愛い、キュートな印象の目元を作りたい方には、グラマラスライン形成が向いています。

近年、アイメイクでタレ目を作ることがトレンドとなっていますが、グラマラスライン形成を行うことで、メイクでは不可能な理想的で可愛らしいタレ目が手に入ります。

女性らしいパッチリとした目元を求める方におすすめです。

一方で、目尻切開は、目を外側に大きく広げる手術です。

目尻を切開することで、寄り目がちで顔の中心にパーツが集まっている印象を大きく変えることができます。

また、目尻からこめかみまでの距離が縮まることで顔全体のバランスが整い、小顔効果も期待できます。

グラマラスライン形成とは異なり、目尻全体にアプローチできるため、「クールで知的な印象」の目元を作ることも可能です。

下まぶたを下げてタレ目を作るグラマラスライン形成が「キュートで可愛い印象」を生み出すのに対し、目尻切開は横方向に目を広げることで「知的でクールな印象」を与えます。

どちらが良いということではなく、理想とする目元のイメージに合わせて施術を選ぶことがポイントです。

グラマラスライン形成や目尻切開をうまく組み合わせれば、自分の個性に合った印象的な目元を手に入れることができます。

カウンセリングを通して理想のデザインを医師と共有し、ベストな選択をしましょう。

目尻切開とグラマラスラインはクリニックに相談しよう

今回は目尻切開とグラマラスライン形成の違いやメリット・デメリットについてご紹介してきました。

目尻切開では目尻の切開で目の幅を広げるに留まるのに対し、グラマラスライン形成は下まぶたの外側を下方に引っ張ってタレ目風やタレ目を形成するという違いがあり、それぞれメリット・デメリットが異なります。

一般的にキュートでぱっちりとした印象を残したいのであればグラマラスライン、小顔効果やクールな印象を残したいのであれば目尻切開がおすすめだとされています。

しかし実際シミュレーションをおこなうと、「思っていた印象やバランスが合わない」といったこともあるため、入念にカウンセリングを受けてよく相談するようにしましょう。

今回の記事を参考に自分の理想に合った方法を見つけてみてくださいね。

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この記事を書いた人

アラサー東京OLのSachiです♡美人百花系のキレイめなお洋服が好き!ファッションや美容、コスメについて発信しています♡
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